エメラルドグリーンは、透明感のある美しい青緑色で、自然やファンタジーの表現に欠かせない人気色です。
でも、市販の絵の具セットに入っていないことが多く、「どうやって作るの?」と悩んだ経験はありませんか?
この記事では、手持ちの絵の具だけでエメラルドグリーンを作る2つの方法と、失敗しない混色のコツをわかりやすく解説します。
さらに、色の調整テクニックやおすすめの使い方も紹介しているので、読み終わるころには「あなただけのエメラルドグリーン」が完成するはずです。
さあ、色づくりの楽しさを体験してみましょう。
エメラルドグリーンとは?色の特徴と魅力

この記事では、まずエメラルドグリーンという色がどんな特徴を持っているのかを見ていきましょう。
その色の魅力を理解することで、どうして多くの人がこの色を求めるのかが分かるようになります。
エメラルドグリーンはどんな色?
エメラルドグリーンは、名前の通り宝石の「エメラルド」を思わせる青緑色です。
緑と青の中間に位置し、どこか透明感のあるさわやかな印象を与えます。
この色は、「青すぎず、緑すぎない」絶妙なバランスを持っていて、他の色にはない特別な雰囲気を持っています。
自然界の美しさをそのまま閉じ込めたような色とも言えますね。
なぜ絵に使いたくなるのか?
エメラルドグリーンは、水や植物、宝石、猫の瞳など、魅力的なモチーフに多く使われています。
絵を描くときにこの色を使うと、一気に雰囲気が華やかになったり、透明感が出せたりするんです。
特に、風景画やファンタジーイラストには欠かせない色として人気です。
それに、エメラルドグリーンは色の組み合わせ次第で「神秘的」「かわいい」「落ち着き」など、いろんな表情を見せてくれる万能色なんですよ。
| 特徴 | 印象 | 使われる場面 |
|---|---|---|
| 青緑系の中間色 | 爽やか・神秘的 | 水・宝石・目・植物 |
| 透明感のある色合い | 軽やか・涼しげ | 風景画・イラスト |
絵の具でエメラルドグリーンを作るには?基本の考え方
次に、「絵の具セットにエメラルドグリーンが入っていない!」というときにどうするかを考えていきます。
ここでは、なぜ市販のセットに入っていないのか、その理由と自分で混色するための基本方針を解説します。
市販の絵の具には入っていない理由
実は、学校や家庭向けの絵の具セットには「エメラルドグリーン」が入っていないことが多いんです。
理由は、似た色(ビリジアンなど)が代用できると考えられているから。
また、色数を抑えることでコストを下げるという事情もあります。
でも、ビリジアンでは少し落ち着きすぎていて、あの独特の鮮やかさが出せないこともあるんです。
混色で再現するという選択肢
そこでおすすめなのが、手持ちの絵の具を混ぜてエメラルドグリーンを作る方法です。
必要なのは、青、緑、黄色、白などの基本色。
このあと紹介する2つの方法を使えば、誰でもかんたんにエメラルドグリーンが再現できます。
「ないなら作ればいい!」という柔軟な発想が、絵の楽しさをさらに広げてくれますよ。
| 方法 | 必要な色 | 特徴 |
|---|---|---|
| 緑+青+白 | 緑・青・白 | 深みのある青緑が作りやすい |
| 青+黄+白 | 青・黄・白 | 緑から調整して幅広い色が出せる |
エメラルドグリーンの作り方【緑+青+白の方法】

ここでは、すでに緑の絵の具を持っている方向けに、「緑+青+白」で作るエメラルドグリーンのレシピを紹介します。
深みのある色合いが欲しいときにおすすめの方法です。
おすすめの配合比率と手順
まず基本の配合は緑2:青1:白1の割合です。
これにより、落ち着いた中にも鮮やかさのあるエメラルドグリーンができます。
手順としては以下の通りです。
- パレットに緑を適量出す
- 青を少しずつ混ぜて様子を見る
- 最後に白を加えて明るさを調整する
白は一気に入れず、少しずつ加えるのがコツです。
色が薄くなりすぎるのを防げます。
明るさ・鮮やかさの調整ポイント
混色するときのポイントは、どの色を「主役」にするかを意識することです。
青を多めにすると、より青緑寄りのクールな印象になります。
逆に白を多めにすると、やさしくやわらかい雰囲気が出せます。
混ぜすぎるとくすみが出るので注意が必要です。
| 色のバランス | 仕上がりの印象 | おすすめの用途 |
|---|---|---|
| 緑多め | 深みのある自然色 | 森・植物・背景 |
| 青多め | 鮮やかなクール系 | 水・空・猫の目 |
| 白多め | やわらかく透明感のある色 | 水彩表現・光の描写 |
エメラルドグリーンの作り方【青+黄+白の方法】
次は、緑が手元にない人におすすめの方法です。
青と黄色で緑を作ってから、白で調整していくステップになります。
緑を作ってからの応用テクニック
まず、青と黄色を1:1で混ぜて基本の緑を作ります。
ここでの混色加減が仕上がりを大きく左右するので、最初は少量で試しましょう。
緑ができたら、そこに白を加えて徐々に明るさを整えます。
この方法は、色の幅を広くコントロールしやすいのが特徴です。
色を濁らせないための注意点
混色でよくある失敗が、「濁ってしまうこと」。
これは、青が強すぎたり、黄色が暗めすぎたりすると起こりやすくなります。
できれば、明るめの青(シアン系)と鮮やかな黄色を使うと、発色がきれいに出ます。
また、白は一番最後に少しずつ加えるようにすると、透明感のある色が作りやすくなります。
| 手順 | ポイント | 失敗しやすい点 |
|---|---|---|
| 青+黄で緑を作る | 彩度の高い色を使用 | 濁りやすい |
| 白を最後に加える | 明度をゆっくり調整 | 白を入れすぎると色が飛ぶ |
もっと自在に!エメラルドグリーンの色調整テクニック

ここでは、基本の作り方に加えて「もう少し色を変えたい」「雰囲気を変えたい」というときに使えるテクニックを紹介します。
絵の中でエメラルドグリーンをより効果的に活かすための、応用的な混色のコツを見ていきましょう。
白・黒で明度・彩度を調整する
色の明るさや鮮やかさをコントロールするには、白や黒の使い方が重要です。
白を加えると、色が明るくなり透明感が増します。
一方、黒を少量加えると深みが出て落ち着いた印象になります。
ただし、黒はほんの少しずつ加えないと、一気に濁ってしまうので注意が必要です。
黒は筆先に少し付ける程度でOKです。
黄色・青でニュアンスを変える裏ワザ
エメラルドグリーンは、青と緑のバランスで印象が大きく変わります。
ここにさらに黄色を多めに加えると「ピーコックグリーン(クジャク色)」のような鮮やかであたたかみのある色になります。
逆に、青を多めにすると「ターコイズブルー(トルコ石色)」に近づきます。
いずれも、色を少しずつ加えて試すことが成功のカギです。
| 調整方法 | 仕上がりの印象 | おすすめの用途 |
|---|---|---|
| 白を加える | 明るく淡い印象に | 水・空・光の表現 |
| 黒を加える | 落ち着いたシックな印象に | 影・暗がり・大人っぽさ |
| 黄色を加える | やわらかく暖色寄り | 草・羽・花など自然モチーフ |
| 青を加える | クールで都会的な印象 | 水面・鉱石・幻想的な演出 |
エメラルドグリーンを使った表現アイデア集
せっかく作ったエメラルドグリーン。
どんな場面で使うと効果的なのか、アートやイラストでの具体的な活用例を見ていきましょう。
自然描写(水・空・植物)に活かす
エメラルドグリーンは、自然の要素と相性バツグンです。
特に水の表現では、「海」「湖」「川」などの透明感や深みを演出できます。
また、草や葉の色として使えば、若々しく生き生きとした印象に仕上がります。
空のグラデーションにほんのり加えると、幻想的な空気感も出せますよ。
アニメ・イラストでの映える使い方
イラストでは、エメラルドグリーンは印象的なパーツに使うと映えます。
たとえば、猫の目・髪の毛・魔法の光など、どこか神秘的にしたいモチーフにぴったり。
他の色と組み合わせることで「世界観のある配色」が作れます。
特に、赤・ピンク系と組み合わせるとおしゃれに、紫系と組み合わせると幻想的になります。
| モチーフ | 効果 | 組み合わせたい色 |
|---|---|---|
| 海・湖 | 透明感・涼しさ | 白・青・薄紫 |
| 植物・草 | 生命力・自然の鮮やかさ | 黄緑・黄色・茶色 |
| 猫の目・アクセント | 神秘性・インパクト | 黒・金・赤 |
| 魔法・幻想表現 | 異世界感・光の演出 | 紫・銀・白 |
まとめ:エメラルドグリーンを自分の色に変える楽しみ
ここまで、エメラルドグリーンの作り方や応用テクニック、活用シーンを紹介してきました。
最後に、「色を作ること」の楽しさや、あなたの作品にどう活かしていけるかを振り返りましょう。
色作りは実験と発見の連続
エメラルドグリーンを作る工程は、単なるレシピではありません。
混ぜる量、使う絵の具の種類、加える順番…ほんの少しの違いで、色の印象がガラリと変わるんです。
これは、まるで料理のように「自分だけの味(色)」を見つける楽しさがあります。
思いがけず素敵な色が生まれる瞬間は、アートにおける最高の体験のひとつです。
失敗してもOK。むしろその「失敗」が次のアイデアにつながることもあります。
まずは気軽に試してみよう
エメラルドグリーンは、とても魅力的な色ですが、決して「特別な絵の具」がなくても再現できます。
青・緑・黄・白など、手持ちの絵の具で十分対応可能です。
この記事で紹介した配合や調整法をもとに、あなた自身の感覚で「これだ!」と思う色を探してみてください。
色づくりに正解はありません。
自由に混ぜて、塗って、感じて、楽しむことが一番大切です。
あなたのエメラルドグリーンが、世界にひとつの色になりますように。
| やってみること | 得られる気づき |
|---|---|
| 配合を少しずつ変えて試す | 色の変化に敏感になれる |
| 紙の上でテスト塗りをする | 実際の見え方が分かる |
| 他の色と組み合わせてみる | 配色センスが磨かれる |


